発足から2年目を迎える岸田政権。先月行われた内閣改造では、新たに11人の閣僚を迎えて大幅な刷新を図りましたが、支持率は依然として低調なままです。新閣僚、元首相補佐官、再側近とされる木原誠二前官房副長官など、岸田政権を支える政治家たちについて報じた「週刊文春」の記事を紹介します。
加藤鮎子 太陽光サギ業者との「蜜月写真」
2014年8月、山形県酒田市。男女十数人が肩を組んで笑顔を見せていた。新規事業を立ち上げたばかりの若い熱量が、写真越しにも伝わる。前列で代表者と肩を組むのは、数カ月後に国会議員になる加藤鮎子こども政策相(44)だ。
《組閣前夜スクープ撮》木原誠二“官邸の番人”“財界4重鎮”とホテル謀議
岸田文雄首相が「5人の女」を新たに懐へ迎える準備を整えていたその前夜、9月12日夕刻。ホテルニューオータニの地下駐車場に黒塗りの高級車で乗り込んだのは、翌日から内閣を去ることになる木原誠二衆議院議員(53)。彼を待ち受けていたのは財界の重鎮たちだった。一体この日、この場所で何が話し合われたのか――。
木原稔防衛相 秘書官の怪しい防衛コンサル
実は、新大臣が頼りにする新秘書官には“裏の顔”がある。政策秘書の傍ら、防衛コンサル企業の代表取締役を務めてきたのだ。HPには〈強み〉として〈国防戦略への理解〉が掲げられ、業務として〈防衛戦略研究と政策および事業の提案〉が明記されている。
“ブライダルまさこ”森まさこ首相補佐官(59)が司法修習生の娘一行を「首相官邸」に招待して“見学ツアー”「官邸の私物化」「不公平だ」との批判も
今年8月、ブライダル業界との癒着疑惑が浮上し、「ブライダルまさこ」と嬉しくない異名をとった首相補佐官の森まさこ参院議員(59)。その森氏が、司法修習生の長女の友人一行を首相官邸に招待したことが「官邸の私的利用ではないか」と波紋を呼んでいる。
茂木派幹部が「最悪の老害に利用されて…」森喜朗に媚びまくる小渕優子は“真空お嬢様”|岸田政権の急所を撃つ
昨年8月3日夜6時過ぎ、小渕優子の姿は虎ノ門の「ホテルオークラ東京」にあった。首相の岸田文雄も参加する会食のため、170センチ近い長身の優子が颯爽と向かったのは、高級日本料理店「山里」だ。
将来は「外相から総理に」岸田翔太郎の勘違いが止まらない
「秘書官を辞めて休んでいるときに、『このまま政治の世界で仕事を続けていいのだろうか』と思った。だけど、血には抗えないし、どこに行っても岸田翔太郎は岸田文雄の息子だという風に見られる。やはり運命(さだめ)なのかなと思った」
《音声入手》秋本真利と共犯 元警視総監の妹「危ない仕事は私」「誰かが刺さなければ」|岸田政権の急所を撃つ
秋本氏には、祐子氏を手離したくない理由があった。彼女の実兄は、第92代警視総監を務めた高橋清孝氏なのだ。実際、秋本氏は16年、総監室を訪問。SNSに〈非常に有意義な時間でした〉とツーショットを投稿するなどしていた。
source : 週刊文春