創業から61年を数えるジャニーズ事務所が、その看板を下ろすことになった。そんな中、ジャニーズグループ「A.B.C-Z」の塚田僚一(36)は、東京から遠く離れた地、富山県で1人の女性に向けて「SMILE-UP.」していた――。
9月25日14時頃、黒く大きいリュックサックを背負った塚田は、東京駅22番線ホームで新幹線「はくたか567号」金沢行きの乗車待ちをしていた。
周囲をキョロキョロと気にしている様子でグリーン車である11号車付近の列に並んでいる。そこに、鮮やかなピンク色の髪が目立つ1人の女性が通りかかる。通り過ぎる瞬間、女性は塚田に目配せをしたように見えたが、会話をするわけでもなく、そのまま塚田から遠ざかっていった。
定刻通りに列車は出発。新幹線に揺られること2時間半、塚田が降り立った先は富山県・新高岡駅。
駅を出た塚田の横には、東京駅で目の前を通り過ぎたはずのピンク髪の女性の姿が。ここから2人の“富山デート”の幕が開く――。
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source : 週刊文春 2023年10月12日号