瞬く間にネットで炎上する時代だ。一瞬でも気を抜くとオワコン扱いされて終わり。
埼玉県の「虐待禁止条例改正案」の顛末が典型だろう。
全国で死亡例が相次ぐ車や自宅での子供の置き去りを禁じる目的だったが、禁止規定や通報義務の厳しさが子育て家庭の実情を無視したものと批判された。それにしても、あっと言う間である。
自民党議員団が県議会に提出したのが今月4日。委員会で可決されたのが6日。本会議採決を13日に控えて、急遽撤回したのが10日。この7日間の報道を改めてネットで確認すると、疾風怒濤の主役が誰だったかはバレバレだ。
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source : 週刊文春 2023年10月26日号