イスラエル軍によるガザへの容赦ない攻撃が続き、民間人にも多くの犠牲が出ています。とりわけ病院への攻撃による患者や子どもたちの被害の様子には心が痛みます。ガザの医療施設に関しては、「国連が運営」という報道もあります。「国連職員が既に100人以上死亡」というニュースも出ています。これはどういうことなのか。国連のUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関。ウンルワと発音)で保健局長を務めている日本人の清田(せいた)明宏さん(62)に先月末、ヨルダンの首都アンマンのパレスチナ難民キャンプで直接話を聞きました。
清田さんには、ちょうど10年前の2013年にもガザ地区で話を聞いています。ガザ地区はイスラエル国内に2つあるパレスチナ自治区のうちの一つで、地中海に面した長さ50キロ、幅が5キロから8キロの細長い地域です。面積は東京23区の6割ほど。この表現でピンと来ない場合は種子島とほぼ同じくらいと言えばどうでしょうか。ここに約220万人が住んでいます。
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source : 週刊文春 2023年12月14日号