12月8日、旧ジャニーズ事務所から生まれた新会社名が「STARTO ENTERTAINMENT(スタートエンターテイメント)」と発表された。
同時に新会社の経営陣も明らかにされ、社長には株式会社スピーディ代表の福田淳氏(58)が就任することになった。
福田氏は新会社が採用する「エージェント制」の日本における先駆けとして、7年前から女優・のんのエージェントを務めていることで知られる。移籍や独立が認められない「奴隷契約」や、人気タレントを出演させる代わりに、自社のタレントを押し込む「バーター出演」などに象徴される旧態依然とした日本の芸能界を厳しく批判してきた人物であり、その舌鋒の矛先はジャニーズ事務所にも向けられてきた。
なぜ福田氏は新会社の社長に就く決断をしたのか。また160名におよぶタレントをどのように導いていくのか。福田氏が、「週刊文春」の150分にわたる独占インタビューに応じた(インタビューの動画はこちら)。
——「週刊文春」は1999年の性加害キャンペーンをはじめ、これまでジャニーズ事務所のあり方を厳しく批判してきました。なぜ、そうしたメディアの取材に真っ先に応じようと考えたのでしょうか。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル