“ブルースの女王”淡谷のり子をモデルにした茨田りつ子を演じている菊地凛子(42)。劇中では哀愁溢れた歌声を披露しているが、10年前に仰天する名前で歌手デビューしていた!
菊地と言えば、2006年のハリウッド映画『バベル』で聾唖の女子高生役を演じ、注目を集めた。08年には映画『カムイ外伝』のヒロインとして出演予定だったが、怪我で降板を余儀なくされる。代役として白羽の矢が立った女優こそ、前項で登場した小雪。いわば、菊地は小雪♡松ケンのキューピッドだったのだ。
11年公開の映画『小川の辺(ほとり)』では、殺陣にも初挑戦。故・高瀬将嗣氏と共に指導した高瀬道場主宰の多加野詩子氏が振り返る。
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source : 週刊文春 2023年12月21日号