〈次のチームにドジャースを選ぶことを決めました〉
12月9日、大谷翔平(29)は自身のインスタグラムでドジャースへの移籍を表明。契約金はプロスポーツ史上最高額の10年総額7億ドル、日本円にして実に1015億円となる。10年後、大谷は39歳になる。実質「生涯ドジャース」を決めた格好だが、その重要な決断の背景には大谷の“マイルール”があった――。
メジャー史上初の2年連続「2桁勝利、2桁ホームラン」を達成し、アジア人初の本塁打王を獲得、11月には2度目のMVPに輝いてシーズンを終え、最盛期のとば口に立つ大谷の争奪戦が激化するのは当然のこと。約1カ月の極秘交渉を経て、大谷が新天地として選んだのは、ロサンゼルス・ドジャースだった。決断に至るまでのマイルールを密着記者の言葉から探る。まずその一は球団の熱意。
「この14年間、ドジャースは大谷選手へのアプローチを怠らず、愛を送り続けてきた。ようやくその誠意が伝わったのでしょう」
そう語るのはMLB記者の笹田幸嗣氏だ。
ドジャースと大谷の出会いは花巻東高校時代に遡る。
「大谷選手が高校1年生の時、真っ先にその才能を見出したのが、ドジャースのスカウトでした。高校3年生の秋にメジャー挑戦を表明した際も、最初に交渉の席につき、ドジャース行きが決まりかけていましたが、日本ハムの強行指名により事態は一転。栗山英樹監督から説得を受けた大谷選手は日ハム入団を決めた」(同前)
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source : 週刊文春 2023年12月21日号