羽田空港の滑走路に大きな炎が広がった。JAL機の乗員乗客379人が脱出を果たした一方、海保機の乗員5人が犠牲となった衝突事故。なぜ、このような事態が起きてしまったのか。徹底取材で見えてきたのは――。
▶現役管制官が緊急告発「離陸も着陸も」C滑走路の異常
▶安倍&菅“改革”羽田便数6割増なのに管制官数は横ばい
▶岸田ゴリ押し 背広組海保長官で重大事故が急増していた
▶海保担当 岸田派副大臣が消した事故直後の“鏡割り写真”
▶新人CA、訓練中副操縦士…奇跡を生んだJALの12人
▶海保機6人履歴「不時着の過去」「上司より博識な整備員」
「今回の衝突炎上事故で、5人の犠牲者が出たことは本当に悔やまれます。ただ、“なぜ海保機の滑走路進入を見過ごしたのか”と責められるのは、同じ管制官としてやるせない。当然ながら、管制の現場では人為的ミスを極力排除するようにしていますが、今の羽田空港の在り方ではいつか、こうした事態が起きてしまうと強く危惧していました」
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source : 週刊文春 2024年1月18日号