パリ五輪シングルス出場2枠をかけた2年弱にわたった選考レース。すでに代表が確定していた早田ひな(日本生命)に次ぐ2枠目を獲得したのは平野美宇(木下グループ)だった。平野は3位の伊藤美誠(スターツ)に34.5ポイントリードで最後のポイント対象大会である全日本選手権を迎えたが、伊藤が6回戦で敗れたことで逆転の可能性がなくなり逃げ切った形だ。もしも伊藤がベスト8以上でなおかつ平野より2回多く勝てば逆転する、まさに紙一重の差だった。
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source : 週刊文春 2024年2月8日号