2月11日、元関脇・逸ノ城こと三浦駿氏(30・以下、逸ノ城)の断髪式が、都内墨田区のホテルで開催された。SNSで募集した一般参加のファンや母国モンゴルの関係者らを含めて、約400人が出席。会場には、元横綱・鶴竜こと音羽山親方、元関脇・朝赤龍こと高砂親方、現役大関の霧島ら、逸ノ城と同じモンゴル出身の親方や力士たちも駆け付けた。
土俵を席巻した名物力士の“異例の断髪式”
最後に髷を切り落とす「止め鋏」を入れたのは、鳥取城北高校校長で相撲部総監督の石浦外喜義氏。異国から相撲留学した高校時代の恩師が、力士の証だった大銀杏に刃先を当てると、逸ノ城は感極まって落涙した。各メディアはこぞって「涙の断髪式」と報じたのだが――。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル