この連載も含めて、いろんなところで主人の悪口を言ってますけども、ちょっとだけいいところもあるんです。
それは映画とかコンサートとかお芝居とか、そういう場所には必ず付き合ってくれることです。年配の男性だと億劫がる人も多いんですけど、これは有難いなと思ってます。
ただね、もはや夫婦の会話もないので、劇場についてから開演するまでの時間が長い! 主人はというと、席に着くなり目を瞑って、「目を閉じて何も見えず」作戦ですわ。
仕方なく周囲を見ると、皆さんよく喋ってはります。とくによく喋るのは、中年の男性と若い女性のカップル。男性の方が女性の方に身を乗り出すようにしてしきりに話しかけて、女性の方が受け流して……まあ、不倫でしょうね(笑)。
そうやって手持ち無沙汰な時間を過ごしているうちに、時間潰しのいい方法を見つけました。
劇場の天井に電球がたくさんありますでしょ? あれをひとつずつ数えていくんです。そうですね、64ぐらいまで数えたところで、だいたい開演時間になります。
ワットいう間ですよ。
Q
私の妻は自分には霊感があると言い張ります。私には全くありませんし、正直、霊感というものの存在自体を疑っています。いま私たち夫婦は家を買おうとしていて、先日とてもいい条件の家に巡り合いました。私は即決したかったのですが、妻は「ここはちょっと嫌な感じがする。他がいい」と言って聞きません。新築(分譲住宅)なのに! 登記など色々調べましたが、買おうとしている土地で不穏な事件が起きた形跡は見当たりません。それでも妻の言うことを聞くべきでしょうか。大げんかになっています。(42歳・男性 東京都)
実は私は霊感あるんです。
今回はまず私が実際に体験したことをお話ししますね。
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source : 週刊文春 2024年3月7日号