誰にでも「ああ、この姿は他人様には見せられないな」という瞬間がありますよね。
私の場合、それはアイスを食べているときです。なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、我ながら独特の食べ方をしています。
まずアイスの蓋を開けます。おもむろに舌で直接アイスを舐めます。スプーンは使いません。なぜかこうやって直接舐めた方がスプーンで食べるよりもはるかに美味しいんですよ。そうやって夢中で舐めていって、底の方まで舌が届かなくなったときに、しぶしぶスプーンを使うんですが、もっと長い舌が欲しい。
その姿はまるで妖怪「アイス舐め」です。だからアイスを食べるときは、私は一人部屋に籠ります。
この原稿もそうやってアイスを舐めながら、唸りながら書いてます。
み〜た〜な〜。
Q
ヨガスタジオを経営している30代女性です。私生活では独身で、そろそろ結婚して子どもも欲しいとは思っているのですが、今は彼氏はいません。出会いがないわけではないのですが、じゃあこの人と結婚するのかって考えると「うーん」と思ってしまってなかなか先に進める気にもなりません。正直焦っています。
一方で、2年前に起業したスタジオの方は順調で事業も拡大したいと思っています。けれどもここで仕事を頑張り過ぎるとまた結婚が遠のいてしまうのではと不安もあります。知人の男性経営者の方に相談したら「結婚生活と両立できるほど事業経営は甘くないよ」と言われてしまいました。女性の経営者に相談したら「そもそも結婚願望もないし子どもも欲しいとは思わない」という人が多かったです。今の世の中、仕事と結婚とどっちも手に入れたいと考える自分は欲張りなんでしょうか?(30代・女性 北海道)
ヨガを教えてらっしゃるということで、身体は柔らかいんだと思いますが、意外と頭は固いんだな、とちょっとビックリしました。
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source : 週刊文春 2024年5月2日・9日号