「私が亡くなった後も、『ユミカツラ』のブランドを続けて欲しい」
晩年、周囲にそう繰り返していた婚礼衣装デザイナー、桂由美氏(本名・結城由美)。4月26日に、94歳で死去した。
東京生まれの桂氏は、洋裁学校を営む母のもとから30代で独立。
「日本のウエディングドレス界の先駆者で、『ブライダル』の言葉を定着させた」(ファッション業界関係者)
生涯現役で、今年3月にもショーを開催。亡くなる4日前に『徹子の部屋』(テレビ朝日系)の収録に臨んだ。
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source : 週刊文春 2024年5月16日号