新宿のタワマンで夜職だった女性が殺された事件。主にSNSでは声の大きいある種の男性陣が加害男性の言い分を全面的に採用し、「結婚をほのめかされて大金を貢いだのに裏切られた気の毒な男」として男性への同情論が湧き起こりました。

 かように夜職は差別される。派手な身なりの写真が出れば、ははぁ、「そういう人」なら人の恨みも買うだろう、とあまりに簡単に偏見が強化される。コロナ禍中に「夜の街」が感染源として過剰に敵視されたときにも感じたな、この雰囲気。

 さて、この件に限らず、週刊文春と週刊新潮で事件への見方が対照的になることはよくありますが、今回の新潮の新聞広告はひどすぎた。

初回登録は初月300円で
この続きが読めます。

有料会員になると、
全ての記事が読み放題

  • 月額プラン

    1カ月更新

    2,200円/月

    初回登録は初月300円

  • 年額プラン

    22,000円一括払い・1年更新

    1,833円/月

※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。

有料会員になると…

世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!

  • スクープ記事をいち早く読める
  • 電子版オリジナル記事が読める
  • 解説番組が視聴できる
  • 会員限定ニュースレターが読める
有料会員についてもっと詳しく見る
  • 0

  • 2

  • 21

source : 週刊文春 2024年5月30日号