新聞や雑誌の人生相談コーナーって、相談者の悩みの解決など実はどうでも良く、相談者自身の偏見や未熟さを回答者がバサバサ斬ることで読者が溜飲を下げるのが一種の楽しみになるという、悪趣味な読みものになっていることがよくあると思います。
朝日新聞の「悩みのるつぼ」はその種の伝統あるコーナーだと思いますが、5月18日の記事については朝日の社員である神田大介がXで「回答者として加わった野沢直子さんがすごい!/才能を見抜き、依頼した記者(編集者)もすごい」と自社自賛。それが話題となった結果、半ば炎上状態になってしまいました。
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source : 週刊文春 2024年6月6日号