米ラスベガスのアレジアント・スタジアムは、熱狂に包まれていた。今年3月16日、K-POPグループ「TWICE」の9人が、ワールドツアーのアンコール公演を開催したのだ。

　この直前、彼女たちの韓国13枚目のミニアルバム『With YOU-th』が、米ビルボードチャートで初の1位を獲得。5月23日には、所属事務所のJYPエンターテインメントが、日韓のアルバム総販売枚数が2000万枚を突破したと発表した。

　デビュー10年目も快進撃を続けるTWICE。そんな9人には、実は日本人メンバーがいる。モモ（27）、サナ（27）、ミナ（27）の3人だ。

「LE SSERAFIMのサクラやカズハら、ここ数年、日本人のK-POPアイドルが増えていますが、その先駆者がTWICEの3人です。彼女たちが結果を残したからこそ、後輩の続く道が拓けました」（在韓記者）

　果たして、TWICEの3人はいかにして海を渡り、成功を掴み取ったのか。

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　一人目のモモは1996年11月生まれ、京都府京田辺市出身。父はアメフトの元選手で現在は整骨院を営んでいる。2歳上の姉の影響でモモも3歳の頃、ダンスを習い始めた。

　モモの恩師、STEPOUT DANCE STUDIOの小牧多香子代表が話す。

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