「そういうかわいげのないところに左大臣さま(藤原道長)も嫌気がさしたのではないか」
吉高由里子演じる主人公のまひろ(紫式部)からの手紙を他の女に見せていたことを責められて、こう言い返し、灰を顔にかけられる夫の藤原宣孝。NHK大河ドラマ「光る君へ」で女心を解さない“残念な男”を演じるのは佐々木蔵之介(56)。だが、現実は――。
京都の中心、二条城そばの造り酒屋に生まれた佐々木は、生粋の京男。
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source : 週刊文春 2024年7月11日号