最近「窮屈な時代」なんてよく言われ、そんな時はすぐ「コンプラ」や「ポリコレ」が単に自由さを奪う敵のような概念としてあげつらわれますが、窮屈さについては丁寧に見ていきたいと思うのです。
たとえば人の容姿を笑いのネタにするとか、差別に基づく表現とか、セクハラとなる言動なんてのはやっぱりきちんと責められて当然。批判されることを「窮屈」なんて言葉で茶化してはいけません。
でも、私自身も窮屈だなと感じることもある。それは、言うなれば無意味な潔癖さが押しつけられたときです。
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source : 週刊文春 2024年7月18日号