「君もいつかは古くなる。常に自分を疑い続け、時代の先を歩み、立派な出涸らしになってくれたまえ」
NHKの朝ドラ「虎に翼」7月5日放送回で、主人公・佐田寅子にこう語りかけた、小林薫演じる穂高重親。寅子の恩師である“穂高先生”のモデルは、民法の法学者で「日本家族法の父」と呼ばれる穂積重遠氏(1883〜1951)だ。だが穂積氏には、ドラマには描かれていないもう1つの顔があった。
「穂積重遠さんに初めて会ったのは、日光に疎開していた学習院初等科6年生のとき。子供心に、『今までとは違う人が来た』と感じ、今でも鮮烈に記憶に残っています」
こう語るのは、4歳のころから上皇(90)の“ご学友”として身近に接し、学習院高等科まで同級生でもあった明石元紹氏(90)だ。
なぜ法学者の穂積氏と上皇のご学友が日光の地で邂逅したのか。じつは、そのヒントはドラマの7月5日放送回に隠されていた。
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source : 週刊文春 2024年7月18日号