7月14日時点で首位から4位までのゲーム差が僅か1.5と大混戦が続くセ・リーグ。開幕当初から外国人野手の不在というハンデを背負っていたはずの広島が、粘り強い戦いを続けている。

「首位巨人との差は0.5ゲームと、ピタリと追走しています。その背景には、新井貴浩監督(47)が打ち出した機動力野球に加え、新井監督を始め首脳陣の『絶対に選手をけなさない』という指導姿勢があります」(球団関係者)

V奪還すれば6年ぶり

 選手や裏方、球団職員まで「家族」と称する新井監督。スタメンの選手のみならず、出場機会の減ったベテランに対しても、モチベーションを落とさないよう気を配っているという。

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source : 週刊文春 2024年7月25日号