「週刊文春」編集部の記者が“取材のウラ話”を語る「文春記者トーク」。
7月7日投開票の東京都知事選以降、各メディアで活動の幅を広げている元安芸高田市長の石丸伸二氏(41)。一方、選挙特番での「女、子ども」発言をはじめ、その歯に衣着せぬ物言いが議論を呼びました。石丸氏本人は、自身の言動に対する“SNSでの逆風”をどう捉えているのか。直撃取材を担当したK記者と電子版サブデスクの齋藤裕(@_SaitoYu)が解説します。
齋藤 東京都知事選挙が小池百合子都知事(72)の勝利に終わって1週間以上が経ちますが、落選してしまった候補者のその後の言動はいまだに話題になっています。今回は都知事選で2位になった石丸伸二さん(41)について取材したK記者に話を聞いていきます。
石丸陣営で“内ゲバ”が起きていた
齋藤 今週号の記事を読むと、都知事選の終盤、石丸陣営に「内ゲバ」が起きていたというような記述があります。選対本部長の小田全宏さんという方が「消えた」と書いてありますが、何が起きていたのでしょうか?
K記者 選挙戦最終日の土曜日、小田さんは選挙カーに一日乗って、最後まで街宣を見届ける予定だったようなんですけれども、当日にいらっしゃらなかったんですね。「小田さんはどこに行ったのかな?」と、ちょっと話題になっていたんです。小田全宏さんという方は、奥様のお父さんにあたる方が、深谷隆司さん(88)という、かなり重鎮の自民党の政治家の方なんですけれども。
齋藤 元通産大臣ですよね。
K記者 はい。深谷さんは政治家としては引退されているんですけれども、今でも自民党の東京都連の最高顧問という肩書がある方なんですね。この方に、選挙戦終盤に、石丸さんが挨拶しようということになったらしいんです。
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source : 週刊文春