同名の高級住宅街を舞台に夫の出世や子どもの受験に躍起になるセレブ妻たちを描くサスペンスドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日系)。愛娘を医師にするためには、どんな犠牲も厭わない強烈な母親役を熱演するのは、主演の松下奈緒(39)だ。
韓国の大ヒットドラマ『SKYキャッスル』のリメイク版の今作。主演の松下以外にも脇を固める俳優陣には錚々たる顔ぶれが並ぶ。テレ朝関係者が明かす。
「テレ朝は今年5月に韓国の大手スタジオSLLと業務提携しています。SLLはこれまでも数々の世界的ヒットタイトルを生み出し、韓国ドラマを牽引する存在。テレ朝では、2022年に『梨泰院クラス』のリメイクとして、竹内涼真を主演に『六本木クラス』を放送しています。今作は業務提携後、第1弾となる“意欲作”で、豪華キャストが揃いました」
では、なぜそんな“意欲作”に松下が主演として抜擢されたのか。実は、松下が韓国リメイク作品に出演するのは、これが初めてではない。
「08年に放送された日曜劇場『猟奇的な彼女』(TBS系)で、主人公を演じた草彅剛(50)の初恋の相手に抜擢されたのが松下でした。こうした実績が考慮されたのでは」(芸能記者)
そんな松下は、奈良県生まれの兵庫県育ち。ピアノ講師の母、大手投資会社会長を務めた父を持つ、いわば“社長令嬢”でもある。大学進学を機に上京したが、
「両親は山口智子に憧れて芸能界を志した松下に対しても反対はせず、『やりたいことをすればいい』と背中を押してくれたといいます」(同前)
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source : 週刊文春 2024年8月8日号