「韓国の“朝ドラ”は刺激的な作品が多くて、お姑さんがお嫁さんをキムチでビンタしたりします。それに比べると、穏やかな日本の朝ドラは素晴らしい(笑)」

 

 そう語るのは、“ヒャンちゃん”こと(チエ)(ヒヤン)(スク)を演じるハ・ヨンス(33)だ。

「オーディションではなく、監督との顔合わせが最初でした。歴史観とかを2時間ほどお話しして。2日後に正式に出演が決まりました」

ヒャンちゃんのメガネ姿とはまた異なる美しさ(事務所のHPより)

 寅子とは女子部の同期として仲を深めるが、志半ばで朝鮮へ帰国。再登場したのは、寅子の同僚、汐見圭の妻・(きよう)()としてだった。どんな役作りをしたのか?

「韓国で色んな法廷を見ました。レイプされた子が自殺して両親だけが座って……という裁判、詐欺や麻薬の裁判も。友人の弁護士にも話を聞きました。50代まで演じるから、20代の頃は食いしん坊でも、戦後は痩せて年を取った感じを出したり。でも一番しんどかったのは、日本語。めちゃくちゃ必死にやりました」

――どれほど勉強を?

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source : 週刊文春 2024年9月26日号