石破茂氏(67)が新総裁に選出された瞬間、地元・鳥取市の会場では支援者たちから大きな歓声と拍手が巻き起こった。歓喜の中心にいたのは石破氏を長年支え続けてきた妻の佳子さん(68)だ。
佳子さんは報道陣に囲まれ、インタビューを受けている最中に石破氏からの電話をとり、その場で「おつかれさまでした」とねぎらった。そんな姿がテレビで中継されたことで世間からの好感度が急上昇。今後、“ファーストレディー”として外交デビューすることにもなる佳子さんとは、一体どんな人物なのか。
自民党総裁選から一夜明けた9月28日午前11時、お祝いの胡蝶蘭で埋め尽くされた地元事務所の一室で、小誌の単独インタビューに応じた。
――今の率直な気持ちは。
「石破がこの国の舵取りをさせて頂くことは大変ありがたいことなんですが、冷静に考えると、責任が大きいなと改めて思っています」
――昨夜は眠れましたか?
「それが(投開票日)前日はなんとか眠れたのに昨日はやっぱり……。なんか興奮が冷めやらないんでしょうか。なんでしょうね。いつもたいしたこと考えていないのに(笑)。まだ自分でも信じられないんですよ」
――選出が決まった瞬間はどんな思いだった?
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source : 週刊文春 電子版オリジナル