「返還は法的に制約が多く簡単ではないので、いろいろと考えている」
10月2日の就任会見でそう述べたのは、「週刊文春 電子版」で“11億円詐欺企業”から献金を受け取っていたことを報じられた、平将明・新デジタル担当大臣(57)だ。
2015年の派閥立ち上げ時から石破派に所属し、今回が初入閣となる平氏。前回の報道を受けて、「週刊文春」のもとには平氏に関する情報提供が他にも寄せられた。新大臣の“身体検査”を続行してみよう。
東京選出の議員にしては珍しく…
平氏は江戸川区に生まれ、早稲田大学を卒業。29歳の若さで、大田青果市場の仲卸業を継ぎ、3代目社長となった。自著では「父に『何時に出社すればよいのか』と聞くと、『11時だ』と言われ、すいぶん楽な会社だなと思った」「ところが甘かった。実際には夜の11時から翌日昼近くまで働き続ける、長時間労働のきつい仕事だった」などと、当時の苦労を語っている。
自らフォークリフトに乗り込み、バブル崩壊後の経営悪化の立て直しに奔走したと記す平氏。東京青年会議所の理事長などを務め、2005年の衆院選で東京4区(大田区)から出馬して初当選した。だが─―。
「地元では『平さんは大田区に住んでいない』『家族とは別居している』と囁かれています。地方選出議員ならまだしも、東京選出の議員で別居はなかなか珍しい。真相は謎のままです」(平氏の支援者)
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source : 週刊文春