人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた。
キャバクラに初めて行ったのは30代初めの頃。席に着いたキャバ嬢はしばらくして、
「じゃ、私の似顔絵を描いてみてよ」
と、僕に紙のコースターを1枚、差し出した。
新しいものならまだしも、それまで水割りのグラスに敷いてあったやつだ。
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source : 週刊文春 2024年10月31日号