「2カ月前の練習試合でも勝ったし、この試合も普通に投げれば勝てるだろう」
マウンドに立った少年は、打席に入る大谷翔平を見ながら、こう思っていた。
2007年6月3日、福島県郡山市の開成山野球場では、全日本リトルリーグ野球選手権東北連盟大会の決勝戦が行われていた。
当時、中学1年生だった大谷が所属していたのは岩手県の水沢パイレーツ。相手は青森県の長者レッドソックスだった。この試合に先発投手としてマウンドに立ったのが、石塚凱さん(30)である。
初回登録は初月300円で
この続きが読めます。
有料会員になると、
全ての記事が読み放題
コメント機能も使えます
-
月額プラン
1カ月更新
2,200円/月
初回登録は初月300円
-
年額プラン
22,000円一括払い・1年更新
1,833円/月
既に有料会員の方はログインして続きを読む
※オンライン書店「Fujisan.co.jp」限定で「電子版+雑誌プラン」がございます。ご希望の方はこちらからお申し込みください。
有料会員になると…
世の中を揺るがすスクープが雑誌発売日の1日前に読める!
- スクープ記事をいち早く読める
- 電子版オリジナル記事が読める
- 解説番組が視聴できる
- 会員限定ニュースレターが読める
source : 週刊文春 2024年11月7日号