山陰の冬の味覚の王者、松葉ガニ。そんな王者の味を極限まで追求する店が鳥取市の繁華街の一角に佇む。カニのシーズンである冬を迎えると、名だたるVIPや食通が足繁く通うその店の名は「かに吉」。店主の山田達也氏(58)はいつしか“カニの神様”と呼ばれるようになった。
だが、その“神様”をめぐって、カニ業界激震の大騒動が起きているのだ。
「ミシュランガイド京都・大阪+鳥取 2019」で2つ星を獲得し、2020年12月にはTBS系「情熱大陸」にも取り上げられてその名を全国に轟かせた「かに吉」。ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏もここ毎シーズン訪ねる常連客で、インスタグラムに絶賛するハッシュタグを付けて写真や動画を毎年投稿している。その価格も破格で、昨シーズンの客単価は1人当たり30万円超。昨年10月には、山田氏は鳥取県から、食の魅力をPRする「食パラダイス鳥取県おもてなし大使」を委嘱された。
だが、そんな名店に異変が起きている。「かに吉」の常連客が語る。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル