文春オンライン

特集観る将棋、読む将棋

将棋連盟フットサル部の蹴り初めにて、佐藤天彦九段からいただいた“お年玉”

将棋連盟フットサル部の蹴り初めにて、佐藤天彦九段からいただいた“お年玉”

こうして将棋界の年末年始は過ぎていった

2020/01/07
note

将棋連盟フットサル部のお約束

 初笑いのあとは急いで移動して、将棋連盟フットサル部の蹴り初めに参加。正月ボケの身にはハードだったものの、楽しく汗をかくことができた。佐藤天彦九段の重いシュートをみぞおちに食らったのも、まあ一種のお年玉といえる。

©iStock.com

 私はここでも平均年齢底上げ側を担当しているが、最年長は49歳の瀬川晶司六段だ。自分も細く長く、何かしらのスポーツを続けていけるといいなと思う。

 ボールを蹴る合間にスマホで将棋連盟ライブ中継を開くのも、将棋連盟フットサル部ならではのお約束である。この日はA級順位戦の▲稲葉陽八段-△渡辺明三冠戦や、竜王戦6組の▲小倉久史七段-△横山大樹アマ戦。それに上州将棋祭りのお好み対局が中継されていた。盛りだくさんで目移りしてしまう。

ADVERTISEMENT

 いやー、それにしても強かったですね、小倉先生。三間飛車が好きな人、居飛車穴熊に苦戦している人は、今から日本将棋連盟モバイルに加入してでも見てほしい。

 サイト(https://www.shogi.or.jp/lp/mr201704/)によると2週間無料とのこと。好局振り返りのシリーズも充実しているので、まだ試していない方はぜひ。

1月5日、日曜日。

 すっかりこの日が日本将棋連盟の指し初め式だと思ってスケジュールを組んでいた。寒空の下ひとりで鳩森神社の将棋堂を詣でたり、ひとりでリレー将棋をする羽目になるところだった。実に危ないところだった。

 気を取り直して某SNSを見ると、関西の某女流の先生が私と同じ勘違いをして、さらに会館まで行っていたことがわかった。ご本人の名誉のため絶対に実名を出すことはできない案件だ。

 それはそれとして。長谷川優貴女流二段、ご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに。

長谷川優貴女流二段との入籍を発表した囲碁棋士・谷口徹四段のツイート

この記事を応援したい方は上の駒をクリック 。

将棋連盟フットサル部の蹴り初めにて、佐藤天彦九段からいただいた“お年玉”

X(旧Twitter)をフォローして最新記事をいち早く読もう

文春将棋をフォロー