『佐久間宣行のNOBROCK TV』の人気企画「口喧嘩ギャル」シリーズで注目を浴びる、ギャル・モデルのみりちゃむ(21)。

 2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』への出演も決まっている彼女に、ギャルになった経緯、不登校だった中学時代、『egg』モデルの上下関係、『おむすび』への意気込みなどについて、話を聞いた。(全2回2回目/最初から読む)

みりちゃむ

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元ギャルの母親と元チーマーの父親の影響

ーーギャルになる経緯というか、きっかけみたいなものを教えていただきたいのですが。

みりちゃむ ぶっちゃけ、これっていうものはほんとになくて。かわいいと思ったものが、たまたまギャルだったっていうだけなんです。ただ、母親がもともとギャルだったのもあったし、父親も私が小さかった頃にギャル系のアパレル系で働いてたので、その影響もあるかなとは思いますけどね。

ーーお母さんは、世代的にいうと。

みりちゃむ 40代で、48歳になるのかな。だから、アムラーとかコギャルとか、そのあたりの世代です。本人は落ち着いてたって言ってるけど、当時の写真を見ると完全にギャルなんですよ。で、親がギャル服好きだから、私にもそういうのを着せたりしてたんで。

ーーお父さんも40代ですか。

みりちゃむ 同い年で、結構ヤンチャ系でしたね。悪いことはしていないけど、チーマーとかそっち系だったらしくて。時期的にチーマーって流行ってないんですけど、父親は栃木にいたので遅れてチーマーになった感じで。まあ、そこで育てられたら、私はそうなるよねって感じで。

 

メイクして小学校に行こうとは思わなかった

ーー着せてもらっていた服は、やはりそっち系でした?

みりちゃむ 生まれたてに着せられるロンパースみたいなのがあるじゃないですか。それがヒョウ柄だったり。

 幼稚園や小学生になって、髪を染めたり、ネイルしたりとかってなかったんですよ。親がギャルっていってもキレイ系のほうだったんで、子供にそういうのはさせたくないタイプだったみたいで。

 だから、つけ爪を付けてお祭りに行く程度で。日常的に、付け爪するってことはなかったですね。小5あたりからメイクするようになったけど、それも放課後とか休みの日にしてました。

ーー当時のアイコン的な存在は、誰かいましたか。

みりちゃむ みちょぱさんかな。

ーーメイクして小学校に行こうと思ったこともなく。

みりちゃむ 別に思わなかったですね。髪染めてる子はいたけど、その子だけ染めてるって感じで。