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「“殺し屋”という異名が付けられるくらい強い」「可愛すぎて、結婚したいほど愛している」沖縄のギャル(21)が、突然闘牛に目覚めるまで

闘牛ギャル・神谷美姫さんインタビュー#1

 沖縄県うるま市で行われた自分の成人式に1トン以上もある闘牛を連れて行き、一躍有名人となった神谷美姫さん(21)。闘牛のこうちゃん(光神龍)との出会いから、闘牛と接する楽しさに目覚め、それ以来毎日牛舎に通って、面倒を見ているという。

 そんな神谷さんに闘牛の魅力や、こうちゃんとの日常について話を聞いた。(全2回の1回目/後編を読む)

神谷さん

◆◆◆

可愛すぎて、結婚したいほど愛している

一ー今日はよろしくお願いします。沖縄県うるま市の牛舎までお邪魔していますが、闘牛は初めて見ました。

神谷 可愛くないですか! 体はとっても大きいんですが、中身はただの甘えん坊なんです。それにこうちゃんは私の話すことを大体理解しています。

奥の牛がこうちゃん

一ー牛も言葉がわかるんですね。

神谷 こうちゃんとは特別、以心伝心しています。牛は目は悪いんですけど、耳はすごく良くて。こうちゃんには毎日話しかけていますし、「おいで」と言ったら近づいてくれます。

一ーたしかに神谷さんがこうちゃんのそばに行くと、こうちゃんは寄ってきましたね。

神谷 そうなんです。甘えん坊でマッサージされるのが大好きなので、毎日撫でてあげています。可愛すぎてこうちゃんのことで頭がいっぱいです。本当なら一緒に寝たいくらい。そして結婚したいくらい愛しています!

一ーなるほど。そもそも闘牛との接点はいつからあるのでしょうか。

神谷 私が小さい時から、父が趣味で闘牛を飼っていたので、物心ついた時からそばにいました。でも、特別関わりたいという気持ちはなくて。闘牛を飼うことがいかに大変かがわかっていたので、むしろ関わりたくなかったです。

こうちゃんの住む牛舎(沖縄県うるま市)

一ー例えばどんなことが大変ですか。

神谷 草刈りやトイレ掃除、体調管理、シャワー、試合前のケアです。餌となる草は、父が毎日刈っていました。トイレ掃除は朝昼晩やりますし、試合前はマッサージをしたり散歩させたりと、体調管理にも気を使わないといけません。暑さに弱いので、夏は水をかけてあげたりもします。

 それに、牛は言葉を話せないので、少しの変化も見過ごせません。餌の食いつきが悪かったりすると、どこかに異常がある場合が多いんです。

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