『佐久間宣行のNOBROCK TV』の人気企画「口喧嘩ギャル」シリーズで注目を浴びる、ギャル・モデルのみりちゃむ(21)。
2024年度後期のNHK連続テレビ小説『おむすび』への出演も決まっている彼女に、『NOBROCK TV』出演への経緯、口喧嘩のスキル、21歳のギャルが抱くおじさん観などについて、話を聞いた。(全2回の1回目/続きを読む)
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口喧嘩ギャルのオーディションを受けた経緯
ーーYouTube『佐久間宣行のNOBROCK TV』の口喧嘩ギャル企画への出演で注目を集めていますが、抜擢の経緯を教えてください。
みりちゃむ (マネージャーに向かって)そもそもの話って、どういった感じでしたっけ?
マネージャー 私の前任のマネージャーの頃の話になるんですけど、そのマネージャーが「これ受けてみない?」って彼女に話してたんです。
みりちゃむ たぶんですけど、いろんな事務所に「口喧嘩のできる女の子を探してます」みたいな話がいってて。でも、前例がない企画だから、どんな感じになるかわからないじゃないですか。しかも、口喧嘩なんてプラスになることがなさそうっていうので、断ってるところが結構多かったらしいんですね。
でも、やってるのが佐久間さんだっていうことで。といっても私は、その時佐久間さんを知らなかったんですけど。前のマネージャーに「佐久間さんだから行ってみよう」って言われて、「わかりました」ってオーディションを受けた感じですね。
ーー事務所としては“みりちゃむさんは口喧嘩が強い”という認識があって、「これ受けてみない?」と。
みりちゃむ 別にないよね。
マネージャー 私はそのオーディションにいなかったので、詳しいことはわかりませんけど、事務所の他のギャルも受けてるんですよ。
みりちゃむ そう。何人かで一緒に受けに行ったんです。
お父さんとの会話で知らず知らずのうちに鍛えられた
ーー口喧嘩ギャル企画だけに、オーディションでは一緒に受けた子たちと口喧嘩をするんですか。
みりちゃむ そうそう。「じゃ、実際に女の子と口喧嘩やってみて」みたいな感じでした。相手が知ってる子だから、やりづらくて。口喧嘩にならないっていうか、何を話したか覚えてない。そもそも、口喧嘩に強い自覚はなかったですし。
ーーたとえば、口の達者な家族や友人がいて、それを参考にして口喧嘩してみたとか。
みりちゃむ うち、お父さんが厳しかったんですよ。厳しかったというか理不尽で。朝「おはよう」って言ってるのに「聞こえない」とか。普通に向こうが聞こえてないだけなんですよ。それなのに「聞こえないと意味ないから」みたいなこと言ってきて「はあ? お前の耳が悪いだけじゃん」みたいな。理不尽なんですよ。