昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

パソコン通信“最後のホスト”「死ぬまで続ける」と語る理由

ネット秘境の住人に話を聞いた!

2018/05/28

 インターネットが普及する前、テキストでの通信手段といえばパソコン通信だった。

 それはネットのようにすべてがつながった世界ではなく、原則一つのホストコンピュータに会員のみがアクセスしてコンピュータやスポーツ・音楽などの趣味に関しての情報交換を楽しむ、ちょっと秘密の世界だった。

パソコン通信は死んでいなかった!

 しかしインターネットが爆発的に広まると衰退。商用大手としては最後まで残っていた「ニフティサーブ」が2006年3月で全サービスを終了し、ここで世間的にはパソコン通信は終わった。

 しかし実はその後もパソコン通信は生き長らえていた。

もう残り少ないパソコン通信のホスト、西和ネット(http://jp3tlc.dip.jp/com/index.shtml#LINKS

 当時は大手サービスと同様に、個人的にホストを立てていた「草の根BBS」と呼ばれた小規模のパソコン通信が全国各地にあった。最盛期の数は2400以上とも言われ、こちらもネットの普及で大きく数を減らしたが、細々と生き残ったのだ。

残り5つほどの現役ホスト

 いまでは現役のホストは5つ程度、さすがに電話回線を使った方式は姿を消し、「Telnet」というインターネット回線を使った方式が中心となった。これは現在のWindows10などにも搭載されており、設定すれば使用できる。

 今回は貴重な現役ホストにアクセスし、運営者たちの話を聞いた。

この記事の画像