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【特集】祝・藤井聡太8冠達成「師匠はつらいよ」傑作選

「週刊文春」編集部
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 若き天才のフィーバーに沸く将棋界。幼少期から藤井八冠を知り、師匠として見守ってきたのが杉本昌隆八段だ。「週刊文春」に杉本八段が発表してきた連載「師匠はつらいよ」の中から、選り抜きの傑作を紹介する。

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八冠達成、歴史的な夜

 

 2023年10月11日、この日は将棋界にとって歴史的な日になった。王座戦第4局で藤井聡太七冠が永瀬拓矢王座に勝利。3勝1敗として王座を獲得すると共に、全冠制覇そして史上初の八冠を達成したのだ。

 

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特別編 藤井聡太と羽生善治は何が違うのか 先崎 学╳杉本昌隆

 

 藤井聡太はなぜ強い? 羽生善治との違いは? 藤井の指した驚愕の一手は? “杉本師匠”こと「師匠はつらいよ」筆者の杉本八段と、かつて長きにわたって小誌に連載した“先ちゃん”こと先崎九段が縦横に語り合う!

 

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棋士の3つの顔

 

 棋士には「研究者」「勝負師」「芸術家」の3つの顔が必要。こう言ったのは華麗な寄せで「光速流」の異名を持つ谷川浩司十七世名人だ。棋士の核心を突いており、名言と思う。

 

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棋士への門

 

 棋士は考えるのが仕事である。そういえば先月の私、公式戦で一手に約1時間半の大長考をした。日々、現役の棋士寿命は減っていくが、考えたい時間は逆に増える。因果なものである。

 

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棋士にとっての「成人」

 

 私たち将棋の世界では、20歳は修業中の身である事も多い。私の20歳は奨励会三段。希望に満ちた若者……では一応あったが、三段で2年ほど足踏みをしており(自分は本当に棋士になれるのか?)と焦り始めた時期でもあった。

 

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「藤井二冠の“弱点”?」|杉本昌隆

 

 ストレート防衛を期待するべきか名古屋対局を待ち望むべきか、それが問題だ。藤井聡太二冠の防衛で幕を閉じた第92期棋聖戦。第3局の形勢が揺れ動いていたとき、名古屋・万松寺での第4局開催を待つ地元ファンの心も揺れていたはず。

 

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新名人誕生の瞬間

 

 将棋界において「名人(戦)」とは、約400年の歴史を持つ言葉である。江戸時代の将棋指しの家元の第一人者が名乗った称号が「名人」。当時は終身制だったが、昭和12年(1937年)に実力制へと変貌を遂げる。

 

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source : 週刊文春

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