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【特集】宝塚 パワハラ問題は終わらない

「週刊文春」編集部
ニュース 社会
 

 昨年9月、宝塚宙組に所属する有愛きい(享年25)が自死した事件。イジメ・パワハラ問題の発覚当初から“隠蔽工作”を続けていた劇団が、一転して遺族側へ謝罪する意向を固めたことが報道されるなど、事態は新たな展開を迎えている。一体何が起きているのか。「週刊文春」の特集記事で振り返ります。

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《宝塚宙組パワハラ調査》組長とトップが吐いた噓

 

 1月22日夜7時過ぎ、宝塚大劇場7階の応接室では“極秘会談”が開かれていた。歌劇団の村上浩爾理事長と相対するのは、宙(そら)組トップスターの芹香斗亜(せりかとあ)と組長の松風輝(あきら)。2人が劇場裏口から出てきた時には午後10時を回っていた――。

 

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【解説番組】有愛きい(25)自死事件に新展開「上級生の誰が謝るのか?」親会社の謝罪報道と「パワハラ不問」構造の闇《タカラジェンヌ自死事件》【おたよりコーナー付】

 

 昨年9月、宝塚宙組に所属する有愛きい(享年25)が自死を遂げた事件。1月24日、共同通信など各社は「劇団親会社の阪急側が遺族側へ謝罪する方針を固めた」と報じました。宝塚取材班のD記者は、この報道をどう見たのか。そして、取材で明らかになった新たな“パワハラ疑惑”とは――。

 

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角会長雲隠れ、演出助手降板…宝塚のパワハラは終わらない

 

〈今変わらなければ宝塚歌劇が永続する道はないとの危機感を持ち、(略)、理事長として、不退転の決意で臨んでまいります〉

 

 宝塚歌劇団の機関誌『歌劇』1月号で“改革”への決意表明をするのは、劇団理事長の村上浩爾氏である。

 

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宝塚「闇の金」《真相追及第13弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 過重労働と過酷なパワハラだけが宝塚の病理ではない。大役を手に入れるために必要なウラの金、脱税の温床と指摘される「花代」の実態とは? 「清く 正しく 美しく」の伝統の闇に巣食う「宝塚の金権構造」を徹底検証する。

 

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【音声番組】「宝塚のジャニーさん」名演出家・小池修一郎氏(68)劇団側が見て見ぬふりした暴言&セクハラ地獄《タカラジェンヌ飛び降り事件》

 

 宝塚宙組に所属する有愛きい(享年25)が自死を遂げた事件。今週号の「週刊文春」では、宝塚の演出家・小池修一郎氏(68)によるセクハラ・パワハラの実態を報じています。いったい何が起きていたのか――。

 

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「宝塚のジャニーさん」小池修一郎氏“地獄セクハラ”を暴く タカラジェンヌ飛び降り事件《真相追及第12弾》

 

 ヘアアイロン事件の“隠蔽会議”を提案した宝塚特別顧問。紫綬褒章も受けた名演出家には「裏の顔」がある。若手演出助手は温泉に誘われ、「ど〜せ勃ちの悪いオヤジ…」という強烈なセクハラメールも。劇団員は彼をこう呼んだ。「宝塚のジャニーさん」――。

 

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【音声番組】有愛きいが遺した《宝塚イジメ決定的証拠》壮絶LINEと松風輝&芹香斗亜「謝罪ナシ」絶望の宙組“お話し合い”の内幕

 

 宝塚宙組に所属する有愛きい(享年25)が自死した事件。今週号の「週刊文春」では、12月7日に開かれた遺族側弁護士の記者会見と、その3日前に開かれた劇団幹部から宙組生徒への内部説明会の内容を報じました。若きタカラジェンヌが遺した“決定的証拠”と“上級生からの新発言”とは――。

 

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絶望の宙組説明会【12・4 実況中継】タカラジェンヌ飛び降り事件《真相追及第11弾》

 

「中止期間を設けて、宙(そら)組として新たにスタートしていくために何が必要なのかを、生徒一人一人が考えてほしいと思うねんね」

 

 12月4日、宝塚歌劇団宙組生六十数名にそう語りかけたのは、劇団ナンバー2の高田健司専務理事。その日、劇団幹部とパワハラ主犯格が語ったことは――。

 

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【音声番組】「人の道を外れている」宝塚歌劇団を私物化する“ドンと女帝"の正体《タカラジェンヌ飛び降り事件》

 

 宝塚宙組に所属する有愛きい(享年25)が自死した事件。今週号の「週刊文春」では、阪急阪神ホールディングスの角和夫会長と妻のA子夫人による“劇団の私物化”の実態を詳報しました。宝塚を牛耳る独裁夫婦の正体とは――。

 

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宝塚を牛耳る“ドンと女帝”《真相追及第10弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 タカラジェンヌの死から2カ月あまり。ようやく決まった宙組全公演中止のウラには劇団を牛耳るドンの意向があった。そして、その妻は時にトップスターの人事にまで口を出すという。独裁夫婦の下で劇団の改革は進むのか。

 

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【動画番組】「消灯後は懐中電灯をたよりに…」宝塚劇団員を過重労働に追いつめる“自主稽古”の実態とは《取材記者が解説》

 

 宝塚宙組に所属する有愛きい(25)が自死を遂げた事件。2カ月が経過した今なお、劇団の厳しい労働環境は改善されていません。過重労働の温床といわれる「自主稽古」と「振り写し」の実態とは――。取材したD記者が解説します。

 

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「イジメなし」ウソ会見に激怒 花・雪・星組トップが宝塚幹部に改善要求!

《真相追及第8弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 宝塚宙組に所属する有愛きい(25)が自死を遂げた事件。今週号の「週刊文春」では、現在公演中の花組で起きた“ある事件”を報じています。いったい何が起きていたのか――。取材したD記者が解説します。

 

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有愛きい同期母が悲痛告白「あの子らは夢見る奴隷です」《真相追及第9弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 若きタカラジェンヌの死から2カ月が過ぎても、劇団の過重労働の実態は変わらない。“奴隷”のような労働環境の改善とパワハラ撲滅を求める声が強まる中、宝塚では今日もまた新たな“事件”が勃発してしまった――。

 

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【動画番組】耳を疑うような発言も…宝塚宙組の有愛きい(25)イジメパワハラ加害者たちの呆れた現状《タカラジェンヌ飛び降り事件》

 

 宝塚宙組に所属する有愛きい(享年25)が自死を遂げた事件。11月14日の劇団側による記者会見を受けて、イジメやパワハラの加害者とされる上級生たちの動向が注目されています。宙組はこれからどうなってしまうのか――。

 

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「イジメなし」ウソ会見に激怒 花・雪・星組トップが宝塚幹部に改善要求!

《真相追及第8弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 若きタカラジェンヌの死の背景にあった上級生による壮絶イジメ。だが、劇団は11月14日の調査報告会見でそのすべてを黙殺した。一方、宝塚のトップスターたちからはついにパワハラ環境の改善を求める怒りの声が――。

 

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宝塚歌劇団「捏造と隠蔽」 週刊文春だけが知る全内幕

《真相追及第7弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 若きタカラジェンヌの急死から45日、事態は急展開を迎えた。劇団が調査結果を発表し、イジメを否定、遺族側が真っ向からそれに反論したのだ。過重労働、パワハラ……。彼女を追いつめた「宝塚の闇」とは何だったのか。

 

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宝塚が隠す演出家“壮絶パワハラ”《真相追及第6弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 10月上旬、宝塚歌劇団の木場健之(こばけんし)理事長宛に1通の手紙が届いた。そこには宙(そら)組に所属する娘役・有愛(ありあ)きい(享年25)の死を悼むとともに、劇団の責任を問う内容が綴られていた。そして、手紙は次のような要望で締めくくられていた。

 

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天海祐希が明かしていた宝塚への“嫌悪感” 真矢ミキ「嫌い」

100周年式典欠席《真相追及第6弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 かつて宝塚でトップスターを務めた女優・天海祐希(56)。友人らに、同じ宝塚の先輩についてこう洩らしていたという。「彼女は嫌いなのよ」。その相手、そしてその理由とは――。

 

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宝塚雪組トップが怒りの直訴「私はもうやらない」

タカラジェンヌ飛び降り事件《真相追及第5弾》

 

 若きタカラジェンヌの自死から約1カ月、劇団の迷走は続いている。責任転嫁を謀る上級生と対応が後手に回り頭を抱える幹部たち。劇団への不信感は遂に他の組へ伝播し、雪組トップスターが理事長のもとを訪れて……。

 

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元タカラジェンヌが実名顔出しで告発する《宝塚歌劇団の悪しき伝統》

“爆弾ノック”、“シメ”、“セレモニー”…「誰しも被害者であり加害者」

 

「どうして宝塚で体験したことをお話しするかというと、私自身も加害者だったからです」。凛とした表情でそう打ち明けるのは、元タカラジェンヌで公認心理師の東(ひがし)小雪さん。宝塚歌劇団で脈々と受け継がれてきた「悪しき伝統」を告発する。

 

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宝塚同期生の涙の訴え音声入手 「もう少し真剣にとらえて……」

《真相追及第4弾》タカラジェンヌ飛び降り事件

 

 若きタカラジェンヌが高層マンションから身を投げた事件に劇団が揺れている。それでも公演を続けたいトップと「信じられない」と動揺する下級生たち。「清く、正しく、美しく」がモットーの宝塚歌劇団に潜むウラの真実。

 

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宝塚は5年前の飛び降り事件も隠蔽していた 《真相追及第3弾》

タカラジェンヌ飛び降り事件

 

“飛び降り”は今回が初めてではなかった。2018年6月、1人の予科生が苛烈なパワハラを苦に寮のバルコニーから身を投げた。家族は再発防止を求めたが“警鐘”は黙殺され……。

 

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「タカラジェンヌ(25)自殺の真相」

宝塚歌劇団は壮絶イジメを8カ月放置した《内部告発続々》

 

「マインドが足りない!」「噓つき野郎」「文春なんてどうでもいい」。先輩たちから罵声を浴びせられた彼女は2日後、自ら死を選んだ。小誌が2月に報じたイジメ問題を「事実無根」と断じて放置した宝塚は、自殺後に突如、説明を一変させた。

 

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前日、母に「精神的に崩壊して…」

宝塚宙組娘役(25)を自殺に追いつめた《罵声、隠蔽、板挟み》

 

 9月30日、高層マンションの最上階から身を投げた女性は、現役タカラジェンヌだった。なにが彼女を追いつめたのか。「清く 正しく 美しく」をモットーとする宝塚の舞台裏に潜む「魔物」の正体とは――。

 

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source : 週刊文春

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