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ボイメン辻本達規が語るドラゴンズ愛――他人のために泣けない僕を変えた親友・柳裕也投手

文春野球コラム ペナントレース2019

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ドラゴンズには未来しかない

辻本さん愛用の西武・源田モデルのグローブ。「諦めなければ夢はかなう」はボイメンが大切にしている言葉。 ©カルロス矢吹

 この前は石川翔選手と偶然会いました。実はメンバーの田村(侑久)と行きつけの店が同じらしいんです。田村は野球にまったく興味がない男なので、野球選手と知らずに仲良くなっていました。僕が休みの日にジャズドリーム長島に買い物に行ったら、田村と翔くんがタピオカを飲んでいて(笑)。そのまま3人で1時間ぐらい話し込みました。

 僕は高校野球が大好きなので、石川翔選手がドラゴンズに入ってきたときはすごく嬉しかったです。今は復帰に向けて頑張っているので「待っているから!」と伝えましたが、翔くんは僕にずっと芸能の話を聞いていました(笑)。本当に少年のようで、明るくて面白い子ですね。

 ただ、ちょっとおバカで心配なんです。「俺、もう投げれると思うから投げたいんスよね!」と言うから「絶対やめたほうがいい」と強めに言っておきました(笑)。僕も肩と肘を壊しているので……。

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 僕はもうすぐドラゴンズの黄金期が来ると本気で思っています。最近の試合ぶりを見ていても、手がつけられないほど強いと感じる試合が増えていて、しかも若手選手が活躍していますよね。ずっと期待していた選手と、くすぶっていた選手と、若手選手が一緒に活躍している姿なんて、なかなか見られませんよ。チームが変わっていく瞬間に立ち会うことができて、すごく幸せですね。

 今のドラゴンズには希望しかないし、期待しかないし、未来しかないです。僕はリアルタイムで優勝を経験していないので、ぜひみなさんと一緒に喜びを味わいたいですね!

構成/大山くまお

 

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