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ラグビーW杯スコットランド戦「東京の人はどうやって新横浜まで行くべきか問題」

2019/10/11
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「あえての日吉経由」が混雑回避のベストルート?

 さらにセンター南駅やセンター北駅のどちらかで地下鉄グリーンラインに乗り換えると日吉駅に出ることもできる。日吉駅は東横線の駅で、菊名経由ならば途中で通る。なのでムダに遠回りしているような気もするが、同じ東急でも目黒線ユーザー(つまりは直通先の都営三田線や東京メトロ南北線ユーザーにとっても)は目黒線が日吉止まりなのであえてこの遠回りルートを選ぶのも悪くないだろう。“王道の”菊名乗り換えと比べれば混雑から逃げられて、きっと快適に移動できるに違いない。一気にたくさんの人が帰宅する試合終了後ならなおのこと、混雑回避のベストルートになるかもしれない。

北新横浜駅前。案内板には「日産スタジアム1.2km」とある

 ちなみに2022年度後半には東急日吉駅から相模鉄道方面に向かう直通線が開通する予定で、その途中には新横浜駅も開業するという。これが実現すれば東京都心から東急の電車に乗って乗り換えなしで新横浜に出られるようになる。つまりは東京から横浜国際競技場や横浜アリーナへのアクセスが劇的に改善されるというわけだ。この直通線がもうちょっと早く開通してくれていたら、今回のラグビーワールドカップでも大いに役立ったのになあ、と思う。が、ないものねだりをしても仕方がない。というわけで、13日の日本戦、それから準決勝や決勝を見るために横浜国際競技場に向かう皆様、北新横浜駅を使ってみてはいかがだろうか。同じことを考える人が多くて北新横浜駅も大混雑、なんてオチがあるかもしれないけれど(※各交通機関の最新の運行状況にご注意ください)。

今回の路線図。横浜国際競技場を取り囲むように新横浜駅、小机駅、そして北新横浜駅の3つの駅がある

写真=鼠入昌史

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