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2017/07/04

前人未到の1000試合登板へ

7月2日現在、939試合に登板している岩瀬仁紀 ©文藝春秋

 一日をクリアしたら、また次の一日をと、あくまで謙虚な姿勢を崩さない岩瀬。しかし誰もが、次のマイルストーンと定めているのが歴代最多の通算949試合登板。この記録も早ければ7月中にクリアできる数字。そして、前人未到の1000試合登板へ。400セーブと合わせ、これらの記録を今後記録更新する者はまず現れないだろう。絶対越されることがないと思っていたはずの米田哲也氏もきっと声援を送っていよう。また願わくば今季中にクローザーにもう一度返り咲いてもらいたい。

 チーム編成上、若くて活きのよい田島慎二起用がベストであることは承知の上。現役レジェンドサウスポーの真骨頂を今しばらく味わい、リリーフ陣の精神的支柱としてもう5年は引っ張っていく気持ちで投げ続けて欲しいのだ。まだまだ老け込むのは早過ぎる。夢の500セーブ達成へ。名球会入会基準である250セーブのダブルスコアを記録するなんて、考えただけでも心躍る。

 岩瀬仁紀、愛称マンちゃん。何故マンちゃんと呼ばれるかは色々な説がある為、ここではあえて割愛。ボクらはこれまでマンちゃんの抑える姿からパワーをもらい、翌日の糧としてきた。それはこれからも変わらない。

 マンちゃんが抑えると、元気になれる!

 マンちゃんが抑えると、笑顔になれる!

 いつも汗いっぱいで投げるマンちゃんが大好きだ。時折見せる情けない顔のマンちゃんが大好きだ。いつまでもマンちゃんの力投する姿を見ていたい。記録なんてもうどうでもいい。これから何度も打たれる姿だって見るだろう。ただただ元気な姿を見せてくれるだけでもう十分。岩瀬仁紀という伝説の男をオンタイムで見た、そのことをいつの日か孫の世代に伝えられたらこの上ない幸せである。

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