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その4)「ロックダウン」で大騒ぎ

 各国の政府はパーティーなど集会の制限に乗り出しているところは多いですが、ニューヨーク、ベルリンなどのレストランでは浮かれ騒ぐ人が溢れたり、フランスやベルギーでは「ロックダウン(封鎖)・パーティー」など、世界の終わりを祝う学生パーティーが夜遅くまで開かれたりもして問題となっています。

 もちろん政府の要請日とロックダウンの開始日とにタイムラグが生じる場合があります。最後の晩餐ではないですが、ロックダウンが開始される前日の夜などに若者などが大騒ぎすると、その後により悪い結果が出て、より厳しい罰則を受けることに繋がります。大騒ぎした人以外のコミュニティー全体も影響を被ることになります。

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その5) 買いだめによる「現金の使い過ぎ」

 ロックダウンや自粛は長引く可能性があるために、家計はできれば3ヶ月から6ヶ月分の生活費を現金で確保しておきたいところです。中小企業が迅速に資金を確保できるスピード融資の利用が急増していますが、資金繰りに困らないように低利で融資を受けてでも当面の運転資金を確保しておきたいところです。

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 2週間分の食料や生活用品などを買い込んでおきたい人も多いでしょうが、それをすると手元の現金が少なくなるジレンマもあります。多くの地域では生活必需品の購入は認められているために、必要以上に買い込まなくてもよいでしょう。かえって生活が苦しくなることも考えられます。

 この週末、家の中でモノの整理をすれば、中古で販売できる不用品やポイントの入ったカードなどが見つけられるかもしれません。食料品なども整理してカテゴリーごとに分けて可視化をさせるのも無駄な物や重複した買い物を防ぐことに繋がります。

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