「背骨・肩甲骨・股関節」にはラジオ体操が効く!
「背骨・肩甲骨・股関節」の動きを良くするために効果的なのがラジオ体操だ。ラジオ体操には「背骨・肩甲骨・股関節」をしっかり大きく動かすことができる動きがふんだんに盛り込まれている。
※谷本氏がNHK「あさイチ」で紹介した、より効果的に「背骨・肩甲骨・股関節」を動かせるようにアレンジを加えた「超ラジオ体操」をYouTubeで無料で見ることができます。
(https://www.youtube.com/watch?v=jPeHKtiFXIg)
谷本氏によれば、まったく運動習慣が無い場合、40代から筋肉量が落ち始めるという。
「いま運動不足で筋力を減らしてしまうと、中高年であっても加齢によって筋力が落ちていくときに貯金がないので、サルコペニア(加齢に伴う筋肉の減少)やフレイル(加齢に伴う虚弱状態)のリスクが高まります。実際、何もしなければ40代から筋肉量は低下し始め、50代から大きく落ち始めます。
『筋力の維持』は寿命やさまざまな病気の発症リスクに関係しています。筋力の強い人とそうでない人の死亡率を4年にわたって追いかけた疫学研究によると、筋力の低い人のほうが心不全の罹患率が1.6倍、脳梗塞が2.8倍になっていました。病気にかかってしまったときに死亡する率の差も大きく、心不全、脳梗塞、がんでいずれも約2倍になります。
しかし、筋肉は何歳からでも鍛えられ、強くなります。何より、快適に動く体は気持ちが良い。現在の自粛生活をどう過ごすかは、健康長寿を考える上でも大きな分岐点になるでしょう」
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NHK「あさイチ」で紹介された「超ラジオ体操」のストレッチをさらに厳選し、一日たった2分でできる4つのストレッチ、負荷を感じにくい運動、筋肉を減らさない食事法を紹介した「『2分間ストレッチ講座』筋肉は裏切らない」の全文は、「文藝春秋」6月号および「文藝春秋 電子版」に掲載されている。
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「2分間ストレッチ講座」筋肉は裏切らない
【文藝春秋 目次】<総力特集202頁>緊急事態を超えて ウイルスVS.日本人 山中伸弥 橋下 徹/磯田道史「続・感染症の日本史」/WHOはなぜ中国の味方か
2020年6月号
2020年5月9日 発売
定価960円(税込)