佐々木恭子アナウンサー:
ネット上の個人情報を守るためのパスワード。単純な設定にしている方、今も多いようなのですが大変危険です。
アルファベット、数字、記号などの組み合わせを求めるパスワード設定が増えつつあるが、まだ単純なパスワード設定を受け付けるサービスも少なくない。
日本人が使いがちなパスワードランキング
サイバー対策製品などを手がける「ソリトンシステムズ」は注意喚起のため、2020年漏えいが発覚したパスワードの中から日本人が使いがちなものをランキングで発表。
単純なパスワードは常に悪意ある第三者に狙われやすい。一番使われているパスワードは「123456」。
数字を1からに並べただけでは誰でも予想がつくため、世界中の調査で最悪と言われている。
ネット上では「あきれて言葉も出ない」といった驚きや「単純なパスワードにしないように気をつけよう」と改めて意識しようとする声もあった。
第2位はそのまま「password」
そして2番目に多いパスワードはそのまま「password」。設定は8桁が多いことが影響しているのか。
8桁では「abcd1234」6桁では「abc123」も人気。
さらに「sakura」や「takahiro」などといった自分自身の名前も見破られやすい。
一見無意味な羅列に見える第3位のパスワード
そして漏洩しやすいパスワードの3位は「asdfghjk」。
佐々木恭子アナウンサー:
左側からのキーボードの並び順をそのままパスワードに設定している人も3位で多いという。
加藤綾子キャスター:
確かにこれだと忘れないですね。
佐々木恭子アナウンサー:
これでは危険ですので安全なパスワードの設定の仕方を教わりました。サイバー対策製品などを手がける会社によりますとパスワードではなく、今安全なのはパスフレーズだということです。言葉ではなく文章。
佐々木恭子アナウンサー:
例えば「FujiTVnogetu9ga1banomosiroi!」(フジTVの月9が一番面白い!)などの文章にすると、自分でも把握できる。また大文字小文字数字記号なども混合できるのでこういうふうに文章でというおススメです。
(「イット!」5月18日放送分より)