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A子巡査部長は調べに対し「けじめがつけられなかった」

 A子はその後B巡査長と別れ、3月ごろからは甲子園署の刑事課に所属していたC巡査部長と不倫関係になり、互いに当直勤務だった日の夜に署内の参考人室でキスをしていた。これらの事実は『A子巡査部長が不適切な交際をしている』と内部通報があり、県警が調査をした結果発覚した」

 A子巡査部長は県警の調べに対し、「けじめがつけられなかった」と話したという。

※写真はイメージ ©istock

水泳部の新人歓迎会では、変装してコントを披露

 A子巡査部長は、関西出身。幼少期から水泳を本格的に習い、スポーツで有名な私立高校に進学、3年連続でインターハイにも出場し、新聞の地元欄に名前があがったこともある。大学でも日本学生選手権(インカレ)に出場している。

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「学生時代のA子は、ショートカットでボーイッシュな恰好をよくしていました。小柄だけど、泳ぎはダイナミック。個人メドレーの選手で特にバタフライが子どもの頃から得意。大きな大会で入賞したこともあります。水泳部の新人歓迎会では、変装してコントを披露するような明るい性格の子でした」(大学時代の知人)

甲子園署 ©文藝春秋

 A子巡査部長は警察官採用後も県警の代表として水泳の大会に選手として出場。数年前に出場した大会でも、バタフライやリレー種目で好成績をおさめている。