「シーズン7だけど、全く新しい作品の気持ちで演じたい」

 現在放送中の「ドクターX~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)について、周囲にこう語っていた米倉涼子。たしかに、これまでとは様子が違うようで……。

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独立後、初の「ドクターX」だけに「絶対に失敗できない」

 現場スタッフが明かす。

「今シーズン最大の敵となる野村萬斎さんとの対決シーンでは、OKが出ていてもモニターチェックをして、『すいません、うまくできなかったので、撮り直していいですか?』と何回もやり直すシーンが増えました。これまでと違い、現場はピリピリムードです」

天才医師を演じて10年目の米倉

 2020年春に27年間所属していたオスカープロモーションを退所した米倉。独立後、初の「ドクターX」だけに、「絶対に失敗できない」というわけだ。

豪華な差し入れでも知られてきた

「ドラマのクレジットから、以前は入っていた『企画協力・古賀誠一』、つまりオスカーの古賀会長の名前が消えました。今回もオスカーの女優は出演していますが、数は前と比べて減っている。一方で、米倉が信頼していたオスカーの元幹部が立ち上げた事務所の女優も出ており、“米倉色”がより強いドラマになったと言えます」(芸能記者)

 座長の気合もあってか、視聴率は各回15%前後で、今クールのドラマでトップの座を死守している。

「ドクターX」(テレビ朝日)より

 米倉と言えば、豪華な差し入れでも知られてきた。これまでは1個1万円のメロンやスタッフジャンパーなどを全員に配ってきたが、

「今回は『かりんとう』とやや地味でした。オスカーでは給料制のタレントの差し入れは全額会社負担、歩合制のタレントは折半という決まり事があるんです。米倉さんは給料制だったので会社持ち。でも今は自分が事務所の社長なので、そのあたりも経営感覚が身についてきたのかもしれません」(オスカー関係者)