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踏ん張りどころの楽天イーグルス G.G.佐藤のドラクエ解説でここから打線はバイキルトの巻

文春野球コラム ペナントレース2022

2022/07/16

 みなさん、こんにちは。野球界のパルプンテ、G.G.佐藤です。現役時代は、左中間にギガデイン。調子が落ちると二軍へバシルーラ。4回も戦力外通告というゲームオーバーの憂き目に会いましたが、合計5回の復活の呪文で、復帰したことがあります。

 え?

 やたらドラクエに例えるから意味が分からない?

 そうかもしれません。まるで、吉田伸男アナのようなリアクションですね。実は、解説を担当させていただいた、7月3日の千葉ロッテマリーンズと楽天イーグルスのテレビ中継で、こうしたドラクエ解説を取り入れたのです。そうしたら、あのパ・リーグTVでまとめ動画が制作されて、しまいました。

 

 普通は、試合のハイライトや選手のファインプレーなどがまとめられるYouTubeで、解説がまとめられるというのは前代未聞と聞きました。悪い気はしません。むしろ、嬉しい。

 もちろん、私のマイブームがドラクエだったから取り入れたわけではなく、この日はスマートフォンアプリの『ドラゴンクエストウォーク』とのコラボレーションイベントだったからというわけです。

G.G.佐藤氏(右)とキングスライム

涌井様は指の怪我でベホイミ中のなか先発陣は健闘

 そういうわけで(どういうわけで?)きょうは、このドラクエ解説を取り入れながら、楽天の現状とこの先の展開などをお話していきたいと思います。

 7月15日現在、楽天イーグルスは40勝39敗1分で首位ソフトバンク及び2位西武と3ゲーム差の3位につけています。貯金「1」は充分良い成績とは言えますが、開幕前の分析からすれば、個人的には物足りない成績になっています。正直、もっと勝っていいはず。

 全体的な数字を最初に話すと、リーグ屈指とも言える自慢の先発投手陣は涌井投手が指の怪我でベホイミ中なのを除けば、岸・則本の両投手が6勝、左の早川投手が4勝とまずまずの成績です。田中マー君は4勝の一方で7敗していて、ちょっと勝運がないのと、開幕前ほどの凄みがまだピッチングに出てない気がしますね。チーム防御率はAクラス唯一の3点台ではありますが、先発が要所を抑えつつ、中継ぎ陣が踏ん張っている印象があります。

 月末にはオールスターに入りますので、一段落して防御率をよりアストロンして欲しいところです。スクルト! スクルト! そして、マー君か涌井という、経験豊富なピッチャーが調子を上げて、グイグイ引っ張っていって欲しいものです。涌井、はやく帰ってきて。

 楽天ファンからすれば、なんやかんや踏ん張っている投手陣よりも、心配なのはバイキルトで攻撃力アップが望まれる攻撃陣じゃないかと思います。今年は、西川遥輝選手が加入して、他のチームがなかなか固定できていない一番バッターの固定に成功しました。

西川遥輝

 西川選手とはいえ、一人の人間ですから調子の浮き沈みは多少あるでしょう。ただ、西川選手がしっかり機能していると、やはり楽天の攻撃陣は良いですね。私はどちらかといえば、中軸を打つバッターでしたが、一番バッターの重要性は常に唱えています。呪文みたいに、毎回唱えてる。