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「リスク度外視で『人気が出る可能性がある子』を採用するイメージ」

 一方で、坂道グループの採用基準が他のグループと違うのは過去の男性関係についての感覚だという。

「坂道グループはリスク度外視で、とにかく『人気が出る可能性がある子』を採用するイメージがあります。先日別の大手グループで、加入前の男性遍歴を理由に内定を取り消された子がいましたが、内容を聞くと乃木坂の中西さんよりマイルドな内容で、そんなことでクビになるのかと驚きました。坂道はあれだけ人気なのに“攻めの姿勢”を貫いているんですよね。そのおかげで現在の地位があるとすれば凄まじい戦略眼だとは思いますが、正直真似したくはないですね……(笑)」

乃木坂46に5期生が加入した際には、中西アルノの“パパ活疑惑”をはじめスキャンダルが続いた

 そして坂道グループがそこまでして「人気が出そうなメンバー」を求めるのには、アイドルが逃れられない「卒業」が関係しているという。

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「アイドルは人気メンバーほど早く卒業します。日向坂は『けやき坂46』として活動開始してから7年間で4人しか卒業していない安定したグループですが、1番人気の小坂菜緒は1年弱、メンタルのバランスを崩して活動休止した時期がありましたし、1期生で人気の加藤史帆や斉藤京子も20代半ばにさしかかっています。彼女たちの卒業ラッシュが起きる前に、世代交代の準備を進める必要がある。実際、卒業日程の調整段階に入っている1期生メンバーもいる。ついに日向坂もそういう時期に入ってきたということですね」(前出・坂道関係者)

(日向坂公式サイトより)

  日向坂の運営事務所である「Seed & Flower」にオーディションの審査基準について事実確認をしたが、回答はなかった。

 乃木坂46の初代センターだった生駒里奈は、2期生オーディションに際して「あなたはその生活を捨てる覚悟はありますか?」と自身のブログに綴ったことがある。この言葉が、アイドルの中のアイドルである生駒の口から出たことの意味は重い。繰り返される炎上騒動で10代のメンバーがダメージを負う輪廻を止める責任が、運営にはあるのではないだろうか。