親が近くにいた場合 下着だけ盗む
また、家族も、不審者が室内に侵入しただけと思い込むケースもあったそうだ。実際に「目的不明の住居侵入」として県警に届け出られた事案もあったという。しかし、最初に、埼玉県警が、柳川容疑者を逮捕した際、事件の全貌が明らかになったのだった。
押収されたスマホやパソコンには、寝ている少女に対して、わいせつな行為に及ぶ様子を撮影した動画や、それを編集したものなど、合わせて100点以上が残されていたという。一方で、就寝中の少女の近くに、保護者がいるなどして、犯行に及ぶことが困難とみるや、下着だけを盗んで、その場を立ち去ることもあったとのこと。
柳川容疑者は、一連の調べに対して、わいせつ行為の他に、数年に渡って、「下着泥棒」や「のぞき」も繰り返していたことを認めている。気づかれないことをいいことに、卑劣な犯行を繰り返していた柳川容疑者。埼玉県警は、数多の動画の中から、被害者を特定し、さらに余罪を追及する方針だ。