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「破格会」がウケなくなってくると、次に始めたのは「生中会」。読んで字の通り、避妊具を装着せずに性行為をする会だ。それも人気がなくなってくると、「●●(女性参加者)のセフレを探します」と告知した「セフレ会」など、次々にイベントが考案されていく。
参加費20万円の「AV女優会」も
人気が高かったのは、「同人撮影会」で、大手AVメーカーなどではなくインターネットの動画サイトに性行為動画をあげる同人モデルを呼んで開催されていた。前出の関係者によれば、ツイッターなどでモデルに「1回20万円」程度の相場で声をかけていたようで、男性客の参加費は2万5000円~3万5000円ほど。“特典”として性行為の様子を撮影することが可能で、コアなファンが集まっていたようだ。
「昨年4月には、歌舞伎町のハプニングバーを借り切って『AV女優会』も開かれました。参加費は1人20万円と超高額でしたが、40人の男性が参加していました。女優さんへのギャラは150万円だったらしいですが、40人が20万円ずつ払ったとすれば売り上げは800万円。場所代を考えても十分に儲けは出ますよね。逮捕時には10年で6億5000万円の売り上げと報じられていましたが、もっとたくさん稼いでると思いますよ」(同前)
沢村容疑者らの逮捕は「無理矢理参加させられている女性がいる」(前出・社会部記者)という情報提供がきっかけだったという。取材を進めるなかで、パーティーへの参加を半ば強制されていた女性の存在もわかってきた。