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4年連続1位の王者がついに陥落…2022年のNo.1に輝いた作品は? 「週刊文春ミステリーベスト10」を発表!

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まずは、海外部門ベスト10

 まずは海外部門。ついにアンソニー・ホロヴィッツ氏の連覇が「4」でストップし、今年は惜しくも2位という結果に。1位に輝いたのは、クリス・ウィタカー氏が13歳の少女の成長と重厚な人間ドラマを描いた『われら闇より天を見る』(早川書房)でした。

 海外部門のベスト10入りした作品と順位は以下の通りです。

10位 『窓辺の愛書家』 エリー・グリフィス 創元推理文庫 51点

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9位 『ロンドン・アイの謎』 シヴォーン・ダウド 東京創元社 54点

 

8位 『真夜中の密室』 ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋 58点

 

7位 『異常(アノマリー)』 エルヴェ・ル・テリエ 早川書房 64点

 

6位 『名探偵と海の悪魔』 スチュアート・タートン 文藝春秋 71点

 

4位 『ポピーのためにできること』 ジャニス・ハレット 集英社文庫 85点

 

4位 『キュレーターの殺人』 M・W・クレイヴン ハヤカワ・ミステリ文庫 85点

 

3位 『優等生は探偵に向かない』 ホリー・ジャクソン 創元推理文庫 120点

 

2位 『殺しへのライン』 アンソニー・ホロヴィッツ 創元推理文庫 155点

 

1位 『われら闇より天を見る』 クリス・ウィタカー 早川書房 225点