事務所は「党本部の確認待ち」と回答。しかし党本部は…
中条氏の携帯に電話とメールをしたが繋がらず、返信もなかった。
事務所を通じて質問したところ、事務所担当者が「党本部の確認待ちです。党の担当者の確認がないとお答えしてはいけないと言われております」と答えた。そこで党本部に確認すると「党の許可や確認は必要ありませんし、回答を止めている事実はない。中条さんが個人で答えるべき問題なので、本人に聞いてほしい」と回答。結局、中条の事務所からは期日までに回答がなかった。
だがその後、回答期限の翌々日の1月18日14時31分に、代理人弁護士を通じてこう回答があった。
「公的年金制度に加入し、保険料を納入し続けることは、国民の義務であると認識しております。年金未納があったとのご指摘については、現在、年金事務所に確認中です。なお、日本年金機構から未納の指摘を受けたとの点については、承知しておりません」
2004年に発覚した国会議員の年金未納問題は、当時の福田康夫官房長官や菅直人民主党代表が辞任に追い込まれるなど政局に発展した。中条氏がどのように説明するのか注目される。
1月18日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」および1月19日(木)発売の「週刊文春」では、国会で“宣伝”したディナーショーの様子や、中条氏が厚生年金の支払いを拒否した際の発言などについて報じる。
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