SNSでは事務所の“圧力”を疑う声も
驚いたのはゲストごとの名場面が画面上に4分割されて表示された際のこと。地上波では平野が映っていた箇所が、Huluでは、
〈権利上の都合で配信できません。〉
というテロップと共に、黒塗りにされるという異様な画面になっていたのである。なお見逃し配信サービスの「TVer」では地上波通りに放送された。
事務所を退所する2人のシーンが、同じ事務所の先輩の番組の配信から消されてしまった“大事件”。キンプリのファンからは、
「どこがNG出してるの?」
「年明け早々からもう締め出しスタートですか?」
「ジュリー(注・ジャニーズ事務所社長)の仕業?」
と、“圧力”を疑う声までSNS上で挙がった。
Hulu側のリスク管理か
実際はどうか。ある事務所関係者はこう推測する。
「出演交渉の段階で局側から『配信でも流れますが大丈夫ですか』と確認されます。TVerは放送後1週間で配信が終わりますが、Huluは彼らの退所後も残る。ジャニーズとしては、『辞めたタレントと二宮が一緒に映っているのが残るのは嫌だ』ということもあるのではないでしょうか」
一方、バラエティ番組のベテランプロデューサーは、「Hulu側のリスク管理では」と語る。
「地上波の内容をそのまま配信した場合、退所後に2人から『配信は止めて』と言われる可能性がある。そのリスクを考え、Hulu側が予め出演箇所をカットしたのではないでしょうか。業界のルールとして、所属していた事務所がOKと言えば使っていいことになっていますが、それとは別に本人が『イヤ』と言えば、使いづらいのは確かなので」